日本ではあまり名前を聞かないノートパソコンがあります。Chromebookというノートパソコンです。アメリカでは年間1,200万台以上も販売されているパソコンです。
日本ではあまり聞き馴染みのないChromebookというノートパソコンですが、なぜ米国では売れているのでしょう。
- 安い
- 作りがシンプル
- クラウド
この3つが大きなポイントです。
教育市場でたくさん売るとなると、とんでもない台数になります。1台10万するノートパソコンを、生徒が100人いる学校に導入しようとすると、1千万もかかります。これがChromebookだとコストが大幅に下がります。1台3万のChromebookを導入すると3百万です。その差700万です。ここまで値段が違うと、Windowsだからといって、おいそれと購入する訳にはいきません。
Chromebookはただ安いだけではありません。作りがシンプルなので、WindowsやMacより管理が簡単です。久しぶりに立ち上げると、たくさんのアップデートで時間がかかるWindowやMacと違い、アップデートもすぐに終わります。
Chromebookのシンプルさを支えているのがクラウドです。端末にたくさんのアプリケーションを溜め込むのではなく、クラウドを中心に作られています。手元にある端末にはほとんどデータを置かず、クラウド上に保管して動かします。だからChromeというブラウザーしか動かないOSが成り立つのです。
作りがシンプルだから処理が軽い。処理が軽いから、高性能な機械にしなくていい。高性能じゃないから安い。
コンピューターの常識をひっくり返すような考え方で作られているのがChromebookなのです。
あまり選択肢がない日本市場でオススメの機種
米国とは違い、ここ日本では盛り上がっていないChromebook市場。存在も知られていない状況ですから、あまりお店にも置いてありません。このような状況では、日本市場向けにリリースされているChromebookが少ない状況です。これというモデルがない状況でしたが、ASUSが魅力的なChromebookを発売しています。
C101PAが4万、C302CA6万ぐらいで販売されています。どちらのモデルも素晴らしい完成度ですが、4万で購入できるC101PAのコストパフォーマンスが抜群です。
Windowsで4万で購入できるノートパソコンは、動作がもっさりな上、作りも安っぽいモデルが多いのですが、C100PAは4万とは思えない完成度です。
知らない人が実物を見たら、これが4万とは思わないでしょう。安くて良いノートパソコンを探してる方は、Chromebook C100PAの購入を検討してみてください。良いノートパソコンを買ったと満足できるでしょう。
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