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スマホの空き容量を増やしたら快適になる

年々性能が上がるスマートフォン。とくにカメラ機能の進化は凄まじいものがあります。手のひらに乗ってしまう機械なのに、昔のデジカメを遥かに上回る写真が撮れます。 インスタバ映えという言葉ができたように、何をするにしても写真ありきの生活になっています。 カメラの性能が上がるということは、スマホの容量を使うということ。 毎日パシャパシャと写真を撮っていれば、あっという間にスマホの保存領域を使っていきます。いわゆるストレージと呼ばれるものを、どんどん使っていきます。 スマホを契約するときに、64GBとか128GBとか聞きませんか?あの数字が大きければ大きいほど、たくさんの写真が保存できます。スマホに保存するものは、写真だけではありません。アプリやメールやメッセージ、動画やPDFなどのビジネス書類など。たくさんのデータが溜まっていきます。 最初は少なかったデータも、1年も経てば使い切ってしまいます。容量がいっぱいの状態で使っていると、なんか動作が遅くなった気がします。気のせいかと思いますが、動作が遅くなっているのは、スマートフォンの保存領域の空きスペースが少ないからです。

どれぐらい容量を空けたらいい

保存領域の10%程度空けてください。 ストレージが64GBのスマートフォンなら、7GB程度は空き領域を確保し、使うのは57GBまでにしましょう。 空いている容量が10%を切ってくると、使い始めたときのようなスムーズさがなくなってきます。使っていないアプリや、写真などのデータを整理して、空き領域を確保しましょう。

空き領域を確保する方法

使っていないアプリを消すのも大事ですが、それ以上に保存領域を埋めているのは写真です。写真や動画のデータを削除すると、スマートフォンの保存領域を空けることができます。 Androidスマートフォンを使っている方は、Googleフォトというアプリを使っている方も多いと思いますが、iPhoneを使っている方は、最初から入っていないので、あまりGoogleフォトは使っていないでしょう。 iPhoneの写真アプリは無制限に写真を保存できず、クラウド(iCloud)の容量を使ってしまいますが、Googleフォトは無制限に保存できます。iPhoneを使っている方も、App StoreからGoogleフォトをダウンロードしてインストールすれば、Googleのクラウドに無制限に写真が保存できるようになります。 Googleフォトに写真を全てアップロードしたら、写真アプリの写真を全て削除すれば、iPhoneの空き容量が一気に増えます。 Googleアカウントさえあれば使えるサービスなので、iPhoneユーザーの方も、Googleフォトを使いましょう。

容量を使いすぎないようにしよう

保存領域の10%程度は空けておくようにするだけで、細かい動作が機敏になります。ちょっとしたことでイライラしないようにするためにも、不要なデータは削除し、常に快適に使える環境にしておきましょう。